耳鼻科と内科

耳鼻科や内科といった病院は風邪をはじめ、日常的によく経験する体調不良の症状を相談できる病院となります。
だからこそ、どちらの病院に行けばいいか迷う、違いがよくわからないという方もよくおられます。
耳鼻科と内科はどちらも頼れる病院ですが、それぞれで特徴もあり、適切に使い分けられると安心です。
耳鼻科と内科についてそれぞれご紹介しましょう。

耳鼻科について

耳鼻科とは正式には耳鼻咽喉科ということが多く、耳と鼻と喉が専門となる病院です。
それぞれの部位は目で直接確認するのも限界がありますよね。
たとえば耳の奥など、小さな穴の奥ですから、奥になればなるほど確認が難しくなります。
鼻や喉も同じですが、耳鼻科ではこれら部位をきちんと診察できるように、専門の機器を用意しています。
こちらを受診すれば耳と鼻と喉の各部位の奥まで詳細に確認できますから、それぞれの場所で起きている異常をしっかりと医師に診察してもらえます。

内科について

内科とは風邪をひいたときなどによく利用できる病院ですが、こちらは喉の痛みや鼻水など部分的な症状から、発熱や全身の倦怠感、食欲不振など、全身の症状にも対応できる病院です。
高血圧や生活習慣病などにも対応でき、日常的に経験する体調不良の多くを相談できる病院です。
耳鼻科のように耳や鼻や喉といった部位を詳細に診察することはできませんが、聴診や触診などを使って診察を行います。
また、必要があればレントゲンや心電図、血液検査など、検査を行った上で診察を行うこともあります。

耳鼻科と内科の使い分け

耳鼻科と内科の使い分けですが、症状が出ている部位によって使い分けるのがおすすめです。
耳と鼻の喉の症状が特にひどい場合や、そこの部位にだけ症状が出ている場合、耳鼻科がおすすめとなります。
たとえば扁桃炎、咽頭炎、中耳炎、外耳炎、アレルギー性鼻炎、蓄膿症といった症状など、耳鼻科の受診がおすすめです。
内科がおすすめとなるのは、耳鼻科の対象部位以外の症状が強いときや、全身に症状が出ているときです。
たとえば頭痛、下痢、便秘、全身がだるい、発熱が続く、胃がもたれる、血圧が高いといった症状など内科向きとなります。

新宿はどちらの病院もたくさんある

新宿には耳鼻科も内科もたくさんあります。
駅近の病院がよければ、新宿駅南口のすぐ近くに耳鼻科が一つあります。
内科なら新宿駅西口のすぐ近くです。
どちらの病院も駅の近くにたくさんありますから、調子が悪いときは適切な病院を選ぶといいでしょう。