喘息の症状について

喘息ってどんな症状？

喘息を持病として持っている方などよくおられますから、喘息という病気の名前は聞いたことのある方も多いでしょう。
しかしその症状まで詳しく知っている方ばかりではありませんよね。
喘息の主な症状はもちろん咳なのですが、風邪などのときに出る咳とは根本的に違うものです。

喘息になると激しく咳き込むといった症状が出ることが多く、そのせいで息苦しいといった症状が出ることが多いのです。
症状がひどくなると本当に呼吸が難しくなることもあり、命に関わる可能性もあります。
また、喘鳴といって特徴的な音がするのも症状です。
ゼーゼー、ヒューヒューといった音が出る場合、喘息の可能性がありますね。

これら喘息の症状は自然に治るのかというと、あまり期待できないのが実情です。
この病気は完治が難しい病気となり、特に大人の方が喘息になると症状が一時的に出なくなることはあっても、それは完治とは限らず、また何かきっかけがあると症状が出始めることも多いです。
このようなことから喘息の症状が出たら早めに病院で相談し、治療を続けることが大事です。
適切な治療を受けると症状が改善し、日常生活への影響を小さくできます。

喘息の症状って何科なの？

喘息かなと思う症状があるとき、どこの病院に行けばいいでしょうか？
最適なのは呼吸器内科となります。
喘息は呼吸器の異常となるため、これを専門的に診ているのは呼吸器内科など呼吸器を特に専門とする病院です。
もし近くに呼吸器内科がある場合、一度そちらで相談するといいかもしれません。

日常的に経験する体調不良はいつも耳鼻科で診てもらっている方もおられるでしょう。
耳鼻科で喘息の症状は診られるのかというと、これは病院次第となります。
かかりつけ医としていつもいろいろな相談をしている耳鼻科がある場合は、そちらで喘息の症状を相談できる場合もあります。
一度そちらで相談したい場合は利用してみるといいでしょう。
また、行きつけではなくても咳や喘息などにも対応する耳鼻科があればそちらでも喘息の相談ができる可能性はあります。

このように耳鼻科でも喘息の症状を診られる可能性はありますが、喘息の症状は耳鼻科の専門部位からは少し外れているため、対応できるかどうかは病院や医師次第となります。
特に耳鼻科での診察を希望しなければ、喘息の症状は呼吸器内科などを利用するといいです。
また、一般の内科でも喘息を診られる場合がありますから、近くにいい呼吸器内科が見つからないときなど、ひとまず内科で診察を受けてみるのもおすすめです。